奈良県明日香村の 国特別史跡、 高松塚古墳（７世紀末～８世紀初め）の 国宝の 極彩色壁画の うち、 人物像など６種類の 最新画像を文化庁が公開した。 約１０年の 修理で鮮明さを取り戻しつつある。 公開されたの は「東壁…
奈良県明日香村の国特別史跡、高松塚古墳（７世紀末～８世紀初め）の国宝の極彩色壁画のうち、人物像など６種類の最新画像を文化庁が公開した。約１０年の修理で鮮明さを取り戻しつつある。 公開されたのは「東壁女子群像」「西壁男子群像」「東壁男子群像」と、北壁の「玄武（げんぶ）」、東壁の「青竜（せいりゅう）」、西壁の「白虎（びゃっこ）」。壁画はカビが発生したため、２００７年に石室を解体。カビなどで黒ずんでいた部分を取り除くなどの修理が続けられてきた。 ７月１５～２１日に村内の修理施設で一般公開がある。５月にも公開された青竜と玄武、西壁女子群像（飛鳥美人）をガラス越しに見ることができる。 各日４００人。無料。６月１３日午前１０時以降、１８日までに事前申し込みが必要。ホームページ（ http: //www.takamatsuzuka-kofun.com ）か往復はがき（当日消印有効）で。問い合わせは電話（０６・６２８１・３０４０）で。（田中祐也）
