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米共和、地盤で苦戦=求心力回復望めず-米大統領

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【ワシントン時事】 米南部ジョージア州で20日行われた下院6区補欠選挙の 決選投票で、 共和党候補ハンデル氏が民主党候補オーソフ氏に競り勝った。 しかし、 共和党が40年近く議席を維持してきた選挙区で思わぬ苦戦を強いられたの は事実。 ロシア疑惑の 追及に苦しむトランプ大統
【ワシントン時事】米南部ジョージア州で20日行われた下院6区補欠選挙の決選投票で、共和党候補ハンデル氏が民主党候補オーソフ氏に競り勝った。しかし、共和党が40年近く議席を維持してきた選挙区で思わぬ苦戦を強いられたのは事実。ロシア疑惑の追及に苦しむトランプ大統領が求心力を取り戻せると見る向きは少ない。 「ありがとう」「ハンデル氏の大勝利を祝福する。すばらしい仕事だ。誇りに思う」。20日夜、米メディアが相次いでハンデル氏の当選確実を報じると、大統領はツイッターに立て続けに書き込み、「大勝利」をアピールした。 米メディアによると、民主党は同補選を「トランプ氏の是非を問う投票」と位置付け、4月の1回目の投票時から総力戦を展開してきた。共和党もこれに対抗して、資金などを集中投下。今回の補選で投じられた選挙資金は両党合わせて下院選史上最高の5000万ドル(55億円)超に上ったとされる。 ロシア政府の米大統領選介入疑惑に対する追及が強まる中、大統領の支持率は低迷。20日発表のCBSテレビの世論調査では過去最低の36%に落ち込んだ。こうした情勢を受け、オーソフ氏は「トランプを怒らせろ」とアピール。逆にハンデル氏は「大統領隠し」の選挙戦を余儀なくされた。 共和党はジョージア州と同じ20日に行われたサウスカロライナ州の下院補選も制したが、こちらも「予想以上の接戦」(政治専門紙ポリティコ)となった。ジョージア州で敗れたオーソフ氏は支持者を前に「誰も戦えると思わなかったような場所でも戦えることを世界に示した」と力説した。(2017/06/21-14: 53) 関連ニュース
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