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英総選挙 首相の責任問う声も EUとの交渉も不透明に

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イギリスの 総選挙では、 与党・ 保守党が過半数の 議席を確保できなかったもの 、 メイ首相は新たな政権を発足させてEU=ヨーロッパ連合からの 離脱に向…
イギリスの総選挙では、与党・保守党が過半数の議席を確保できなかったものの、メイ首相は新たな政権を発足させてEU=ヨーロッパ連合からの離脱に向けた交渉を予定どおり始める方針です。ただ、与野党からメイ首相の責任を問う声が強まっていて、EUとの交渉を思惑どおりに進められるかは不透明な情勢です。 8日、投票が行われたイギリス議会下院の総選挙で、与党・保守党は第1党にとどまったものの、過半数の議席は確保できませんでした。 これを受けてメイ首相は、北アイルランドの地域政党の協力を得て新たな政権を発足させ、EUとの離脱交渉を予定どおり再来週から始める方針です。 ただ、この地域政党はメイ首相に対し、協力する代わりにEU離脱の交渉で意見を尊重するよう求めていて、政府の交渉方針に影響を与える可能性もあります。 また、総選挙を前倒ししながら過半数割れを招いたことについて、メイ首相は「もっと違う結果を求めていたが、議席を失った同僚には申し訳なく思っている」と謝罪しましたが、労働党のコービン党首ら野党が辞任を求めているほか、保守党内や支持者からもメイ首相の責任を問う声が強まっています。 今後、政権運営が不安定になることも予想され、メイ首相がEUとの離脱交渉を思惑どおりに進められるかは不透明な情勢です。

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