【ワシントン時事】 トランプ米大統領は２５日の 記者会見で、 ロシア政府の 米大統領選介入疑惑の 捜査から外れると宣言したセッションズ司法長官について「大変失望している」 と強い不満を表明した。 ただ、 更迭するかどうかに関しては「時がたてば分かる」 と述べるにとどめ、 対応を
【ワシントン時事】トランプ米大統領は２５日の記者会見で、ロシア政府の米大統領選介入疑惑の捜査から外れると宣言したセッションズ司法長官について「大変失望している」と強い不満を表明した。ただ、更迭するかどうかに関しては「時がたてば分かる」と述べるにとどめ、対応を明言しなかった。 一部の米メディアは大統領が司法長官交代の可能性を水面下で議論していると伝え、ジュリアーニ元ニューヨーク市長やクルーズ上院議員が後任に浮上していると報じている。大統領は最近、セッションズ氏への批判を繰り返しており、自ら辞任するよう圧力をかけているとの見方も出ている。
大統領は会見で、セッションズ氏について「捜査から外れるつもりなら就任前に私に言うべきだった。そうであれば別の誰かを選んでいた」と述べ、人選を誤ったという認識を改めて表明。セッションズ氏の対応を「大統領職に対して悪いことだ。フェアでない」と重ねて非難した。 一方で「司法長官には情報機関からのリークにもっと厳しく対処してもらいたい」と語り、ロシア疑惑の捜査情報などの漏えいを厳格に取り締まるようセッションズ氏に注文。「司法長官に失望していると言ったが、どうなるかはいずれ分かる」と話した。（2017/07/26-09: 32） 関連ニュース
【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】
