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【閉会中審査速報中】前川氏「国民が知るべきと発言」

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学校法人「加計(かけ)学園」 の 獣医学部新設問題をめぐる閉会中審査が10日午前、 衆院の 文部科学、 内閣両委員会の 連合審査会の 形で始まった。 〈午前11時30分〉 香川県選出の 自民党の 平井卓也議員が「四国…
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐる閉会中審査が10日午前、衆院の文部科学、内閣両委員会の連合審査会の形で始まった。 〈午前11時30分〉 香川県選出の自民党の平井卓也議員が「四国では獣医が足りない」と主張。前川喜平・前文部科学事務次官は「獣医学部の入学者は全国的に散らばっている。卒業後も全国に散らばっている。そう考えると獣医師が不足しているからこの地域に作るというのは単純に考えられない」。 〈午前11時28分〉 自民の平井氏が前川・前文科次官に獣医学部の新設規制が正しかったのか質問。前川氏は「時代の流れに応じて見直しが必要だ」「本当に増設が必要なのかしっかりとした議論が必要だ」と述べる一方で、「規制改革の結果、平成30年度に加計学園を作ることが結論になっている。その意思決定を問題視している」。 〈午前11時25分〉 自民の平井氏が「(政策決定の)プロセスに問題があったのか」と述べ、参考人招致された政府の国家戦略特区ワーキンググループ(WG)委員の原英史氏に質問。原氏は「利益誘導に加担しているように言われているのは残念でならない」と述べ、経緯を説明。 〈午前11時17分〉 自民の平井氏が質問に立つ。前川・前文科次官の答弁について「安定していて、理路整然としている。そういう話を聞いて、なおさら思うのはなぜ事務次官のときに職責を全うしなかったのか。辞めてからいろいろ言われるのは違和感がある」。 前川氏は「ご指摘の通り、在職のときにできることがあったのではないか。行動の余地があったのではないかというのは反省もしている」と釈明。一方で、「国民が知らなければゆがみを是正できないと考えて、発言を始めた」。 〈午前11時12分〉 「10/7萩生田副長官ご発言概要」文書について、萩生田光一官房副長官は「文科省の求めに応じてその都度、真摯に対応してきた。明確に発言したワード、センテンスが(文書に)あるわけではない」。 文科省の担当局長も「(文書は)正確性に欠いている」と答弁。 〈11時7分〉 共産党の宮本岳志議員が萩生田官房副長官に質問。萩生田氏は「(加計学園の獣医学部の)開学の時期については予備知識はなかった。文科省に話したことはなかった」。 〈午前10時59分〉 共産の宮本氏の質問が続く。安倍晋三首相が獣医学部の新設について6月下旬になって突然、「全国展開をする」とした発言を取り上げ、前川・前文科次官に考えを聞く。 前川氏は「獣医学部のような学部は一定の計画養成、入学定員の管理が必要だというのがこれまでの文科省の考え方で、全体として見直すのあれば、根本的に大学設置認可のあり方から考えなければならない」と説明。さらに「国家戦略特区の中で認めるなら、まずは今治市での成果を評価する必要がある。卒業まで6年かかる。少なくとも(評価するには)10年内外は必要ではないか。論理的にできないことだ」。 〈午前10時51分〉 「10/7萩生田副長官ご発言概要」とされる文書について共産の宮本氏が前川・前文科次官に質問。「10月中に現職中に職員から説明を受けた際に受け取って、目にした資料だ」と前川氏。 宮本氏はどういう意味を持つ文書なのかさらにただすと、前川氏は「(開学の時期を)平成30年4月と期限を区切ることも性急ではないかと思っていた。そのご相談の資料だと思う」と答える。 〈午前10時46分〉 質問者が共産の宮本氏に。前川・前文科次官が記者会見で「行政がゆがめられた」と述べたことについて、どういう意味なのかを質問。 前川氏は「国家戦略特区で獣医学部新設を認めることになったが、認めるプロセスに問題があったと認識している」「条件が付される中で、加計学園だけが残ることになった。初めから加計学園に決まっていたように見える」。 〈午前10時37分〉 民進党の緒方林太郎議員の加計学園の獣医学部新設が獣医学部新設の「4条件」に合致しているのかとの質問に、山本幸三地方創生相が長々と答弁し、ヤジが飛び交う。 〈午前10時31分〉 民進の緒方氏が需要と供給で考えるのはおかしいのではないかと指摘。山本地方創生相は「質を確保した上で、自由な競争を行った方が国民経済にとっては得になる」。 〈午前10時26分〉 山本地方創生相は獣医師について需要と供給の観点から「獣医師を増やすことはよいことだ」と説明。 これに対し、民進の緒方氏が需要と供給で学校を作るものなのかと前川・前文科次官に質問。 前川氏は「大学の設置認可について変遷がある」とした上で、経緯を説明。医師や獣医師のように養成に6年がかかり、費用がかかる分野は「一定のコントロールが必要だと思う」。 〈午前10時20分〉 民進の緒方氏が獣医学部新設について「2校、3校できても問題ないのか」とただす。 〈午前10時15分〉 民進の緒方氏が「(獣医学部新設の)全国展開を目指す」との首相の発言を取り上げ、首相自身が加計学園の獣医学部新設に自身が関与する余地はないと説明していたことと矛盾しているのではないかと指摘。 山本地方創生相は「岩盤規制を突破する。国家戦略特区で評価が大丈夫だということであれば、全国展開するのが原則だ」と説明。 〈午前10時9分〉 民進の緒方氏が質問に立つ。緒方氏は冒頭、九州北部の豪雨について取り上げる。菅義偉官房長官は「全力で取り組んでいる。一日も早い復旧・復興も大事だ」と説明した。 〈午前10時8分〉 民進党の福島伸享議員が「首相が出てきて説明しないと疑惑は晴れない」と指摘し、臨時国会の召集を求める。菅官房長官は「与党とも相談して決めたい」と答弁。 〈午前10時1分〉 「肝心なことは記憶にございません。そんなに萩生田内閣人事局長(萩生田官房副長官)が怖いんですか?」。民進の福島氏が記憶にないと答えた官僚の答弁を批判した。 〈午前9時50分〉 民進の福島氏の質問が続く。加計学園の獣医学部新設をめぐり、官邸がどうかかわっていたのか前川・前文科次官に説明を求める。 前川氏は「和泉(洋人首相)補佐官からお話を伺ったことはある」「私としては内閣府がこの仕事を進める上で官邸の動きがあったと思っている」と説明した。 〈午前9時43分〉 民進の福島氏が学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題に言及し、「森友問題はまだ終わっていない」と集中審議を要求。「加計学園」の問題に移る。 福島氏が文科省の内部文書をめぐる追加調査で萩生田官房副長官に関する文書(「10/7萩生田副長官ご発言概要」)が見つからなかった点を指摘し、前川・前文科次官に文書の存在について質問。前川氏は「在職中に担当課からの説明を受けた際に受け取り、目にした文書に間違いない」と発言。 福島氏が萩生田官房副長官に圧力をかけたのかとただすと、萩生田氏は「私の方から伏せてくれとか、なくしてくれとかそういう指示をしたことはない」と答弁。 〈午前9時39分〉 民進の福島氏が「国税庁長官にするなんてあり得ない」と前財務省理財局長の佐川宣寿・国税庁長官の国税庁長官起用を批判。菅官房長官が「安倍内閣として適材適所の人事配置を行った」と答弁。 〈午前9時37分〉 民進の福島氏が「森友学園」をめぐる文書の保存のあり方について追及する。 〈午前9時28分〉 民進の福島氏は、「森友学園」問題の国会答弁で事実確認や記録の提出を拒み、批判を浴びた前財務省理財局長の佐川氏について「(閉会中審査に)なぜ出てこないのか」と批判した。 〈午前9時27分〉 永岡桂子・文部科学委員長の議事進行で始まる。質問のトップバッターは民進の福島氏。 〈午前9時〉 開会の予定時刻になっても始まらず。与党は、和泉首相補佐官と内閣府の藤原豊・前審議官の参考人招致を拒否した。

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