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ドバイの超高層マンションで火災 けが人なし

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アラブ首長国連邦(UAE)ドバイにある超高層マンションで4日未明、 大規模な火災が発生し、 外壁の 広い範囲が炎に包まれた。 住民は避難し、 ドバイ政府当局は「けが人の 情報はない」 としている。 出火したの は、 …
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイにある超高層マンションで4日未明、大規模な火災が発生し、外壁の広い範囲が炎に包まれた。住民は避難し、ドバイ政府当局は「けが人の情報はない」としている。 出火したのは、ドバイマリーナ地区の「ザ・トーチ」(高さ336・1メートル)で、AP通信によると86階建てで、2015年2月にも大規模な火災が起きていた。今回も前回同様、外壁面をつたうように炎が広がり、溶けた建材の破片が落下する様子を映した映像がソーシャルメディアなどに投稿されている。 「ザ・トーチ」は2011年完成。居住用のビルとしては当時世界で最も高いとされた。地元メディアなどによると、ドバイや周辺の首長国では13年ごろから、中高層ビルで火災が相次いで起きている。15年の大みそかには、世界で最も高いビル「ブルジュ・ハリファ」の隣にある高級ホテルで火災が起きた。 多発するビル火災の原因について、建設関係者は「安い可燃性の素材を断熱パネルとして使う業者が相次いだため」と指摘する。 UAE政府は今年、ビル火災の予防に向けて新たな指針の運用を始めると発表したばかりだった。(ドバイ=渡辺淳基)

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