天皇、 皇后両陛下が10月、 九州北部豪雨で被害を受けた福岡、 大分両県をお見舞いに訪れる検討が進んでいることが、 宮内庁関係者への 取材でわかった。 また、 11月中旬には鹿児島県の 奄美群島(与論島、 沖永良部島…
天皇、皇后両陛下が10月、九州北部豪雨で被害を受けた福岡、大分両県をお見舞いに訪れる検討が進んでいることが、宮内庁関係者への取材でわかった。また、11月中旬には鹿児島県の奄美群島(与論島、沖永良部島)や屋久島などへの訪問が検討されていることもわかった。 九州北部豪雨については、両陛下は発生直後から被害状況を気にかけ、早い時期の訪問を希望していた。10月28~30日に「全国豊かな海づくり大会」出席で福岡県を訪れる予定がもともとあったことから、出発を1日早め、27日に福岡県朝倉市、大分県日田市を訪れ、被災者を見舞う方向で調整が進められている。 一方、陛下はかねて離島訪問を大切にしており、奄美群島や屋久島訪問を検討。屋久島の西約12キロにあり、2015年5月の噴火で被害を受けた口永良部島を気にかけており、住民らと懇談することが検討されている。まだ計画段階で、宮内庁は9月にも現地調査して検討を進める。( 島康彦 )