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中央道土砂崩れ、防じんマスク姿で工場など捜索

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車4台が巻き込まれ、 6人が重軽傷を負った岐阜県瑞浪(みずなみ)市釜戸町の 中央自動車道の 土砂崩れで、 県警は24日午前、 近くの 窯業原料メーカー「丸釜釜戸陶料」 の 本社や工場などを廃棄物処理法違反容疑で捜索した。 崩れた土砂に【社会】
車4台が巻き込まれ、6人が重軽傷を負った岐阜県 瑞浪 ( みずなみ ) 市釜戸町の中央自動車道の土砂崩れで、県警は24日午前、近くの窯業原料メーカー「丸釜釜戸陶料」の本社や工場などを廃棄物処理法違反容疑で捜索した。 崩れた土砂には同社が排出した産業廃棄物の汚泥が混じっており、県警は、産廃の不適正な管理が事故の背景にあるとみて調べる。 捜査関係者によると、同社には、敷地内の採石場跡地に陶磁器原料などの製造過程で出る汚泥などの産廃を不法投棄した疑いがある。汚泥を含む土砂は、18日夜の大雨による崩落で中央道に流れ出たほか、汚泥の入った袋が近くの 御湯 ( おゆ ) 川をせき止めたために一帯の住宅街にも流れ込んだ。 捜索は、24日午前8時半から約40人態勢で、本社をはじめ、廃棄物が野積みされている現場近くの「第3工場」、同社の水野辰英会長宅に対して行われた。汚泥には、粉じんを長時間にわたって大量に吸い込むと、じん肺などに 罹患 ( りかん ) するリスクのある「結晶質シリカ」の粒子が含まれており、捜査員はマスクをして捜索に臨んだ。

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