１４日、 奈良県の 山中に小型機が墜落して２人が死亡した事故で、 飛行中に小型機が空中分解したという見解を示した国の 運輸安全委員会は、 機体に何らか…
１４日、奈良県の山中に小型機が墜落して２人が死亡した事故で、飛行中に小型機が空中分解したという見解を示した国の運輸安全委員会は、機体に何らかの異常が起きたと見て調べるとともに、機体の整備会社に聞き取りを行うなどして事故原因の究明に当たることにしています。 この事故は１４日、奈良県山添村の山中に大阪の八尾空港を離陸して福島県に向かっていた小型機が墜落し、２人が死亡したものです。警察は現場で見つかった遺体は大阪・中央区の会社役員、田中良一さん（６８）と妻の佐智子さん（５５）夫婦と見て確認を進めています。 事故を受けて１５日現場を訪れた国の運輸安全委員会の航空事故調査官は、機体の主翼や尾翼が離れた場所で見つかったことなどから小型機は飛行中に空中分解したという見解を示しました。また現場で見つかったエンジンなどの焼け方は激しかったということです。 運輸安全委員会は飛行中に機体に何らかの異常が起きたと見て、ＧＰＳの位置情報を記録した機器などが現場に残っていないか調べるとともに、機体の整備を委託されていた大阪・八尾市の会社から聞き取りを行うなど、事故原因の究明に当たることにしています。
