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平和祈り「たいまつ行列」=罪なき犠牲者へ思い込め-長崎

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原爆投下から72年を迎えた9日夜、 長崎市本尾町の カトリック教会浦上天主堂で、 約1000人の 信徒らがたいまつを手に平和公園まで約1キロを歩く「たいまつ行列」 が行われた。 原爆で焼け焦げ、 顔だけが残った「被爆マリア像」 を台座に乗せて担ぎ、 信徒らは平和を祈りながら歩
原爆投下から72年を迎えた9日夜、長崎市本尾町のカトリック教会浦上天主堂で、約1000人の信徒らがたいまつを手に平和公園まで約1キロを歩く「たいまつ行列」が行われた。原爆で焼け焦げ、顔だけが残った「被爆マリア像」を台座に乗せて担ぎ、信徒らは平和を祈りながら歩みを進めた。
〔写真特集〕1945年8月~被爆した広島、長崎~
行列に加わった長崎市の男性(74)は「戦争で罪のない人たちが亡くなったのが悲しい。冥福を祈りながら歩いた」と話した。佐賀県小城市から来た森内慎一郎さん(69)は「世界が平和であることを願った」と振り返った。 行列に先立ち開催されたミサに参加した長崎市の永尾順子さん(74)は「亡くなった人や被爆者のために祈った」。自身も2歳で被爆し、姉を原爆で失った。遺体が見つからず、遺骨を入れる箱には小石が入っていたといい、「骨が帰って来られたらと願っている」と話した。(2017/08/09-22: 25) 関連ニュース
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