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米軍分析「発射は短距離弾道3発、失敗」

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韓国軍「日本海の 北東に向け短距離の 飛翔体数発を発射」 【ソウル米村耕一】 韓国軍合同参謀本部によると、 北朝鮮は26日午前6時49分(日本時間同)ごろ、 江原道(カンウォンド)旗対嶺(キッテリョン)付近から日本海の 北東に向け、 短距離の 飛翔体(ひしょうたい)数発を発射した。 飛翔体は約250キロ飛行し、 北東部の 咸鏡北道(ハムギョンプクド)金策(キムチェク)沖に落下したとみられる。 米太平洋軍は初期段階の 分析として、 発射されたの は短距離弾道ミサイル3発で、 いずれも失敗したと指摘した。 弾道ミサイルであれば、 7月28日の…
【ソウル米村耕一】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は26日午前6時49分(日本時間同)ごろ、江原道(カンウォンド)旗対嶺(キッテリョン)付近から日本海の北東に向け、短距離の飛翔体(ひしょうたい)数発を発射した。飛翔体は約250キロ飛行し、北東部の咸鏡北道(ハムギョンプクド)金策(キムチェク)沖に落下したとみられる。米太平洋軍は初期段階の分析として、発射されたのは短距離弾道ミサイル3発で、いずれも失敗したと指摘した。弾道ミサイルであれば、7月28日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」発射以来で今年12回目となる。
米韓両軍が21日から実施している米韓合同軍事演習に対抗する狙いがあるとみられる。また、北朝鮮国内で実施されている軍事演習の一環で発射したとの情報もある。
米太平洋軍当局者によると、北朝鮮は6時49分から30分の間に短距離弾道ミサイル3発を発射、1発目と3発目は飛行中に失敗、2発目は直ちに爆発したと分析。「ミサイルが北米や米領グアムに与える脅威はない」と指摘した。
北朝鮮は今月9日、米領グアム島沖への中距離弾道ミサイル「火星12」発射計画を公表し、発射準備を整えたと宣言していた。ただ、14日になって金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が当面見送る考えを示唆し、関係国の間に緊張が緩和されるのではないかとの観測が広がっていた。
一方で北朝鮮の対米関係団体は24日、「(演習を)絶対に手をこまねいて見ていない。さらに強力な超強硬措置で対応していく」と警告し、弾道ミサイル発射や、6回目の核実験の準備を進めてきた。
韓国では、今回のミサイル発射は直ちに文在寅(ムン・ジェイン)大統領に報告された。韓国政府は国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開いて対応を協議した。
米国では現地時間25日夜、サンダース米大統領報道官が「北朝鮮の行動に関し大統領は報告を受けている。状況を注視している」との声明を出した。

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