自民党の 高村副総裁は、 日本を訪れている中国共産党で対外交流を担う中央対外連絡部の 宋涛部長と会談し、 国連の 安全保障理事会で北朝鮮に対する新たな…
自民党の高村副総裁は、日本を訪れている中国共産党で対外交流を担う中央対外連絡部の宋涛部長と会談し、国連の安全保障理事会で北朝鮮に対する新たな制裁決議が採択されたことについて、中国側の対応を評価したうえで、制裁を厳格に履行するよう求めました。 この中で高村副総裁は、国連安全保障理事会で北朝鮮に対する新たな制裁決議が採択されたことについて、「中国が積極的な役割を果たしたことに敬意を表する」と述べ、中国の対応を評価しました。 そのうえで、高村氏は「すべての国が決議をしっかり順守し、さらなるミサイル発射を抑止できればいい」と述べ、制裁を厳格に履行するよう求めました。 これに対し、宋涛部長は「対話と協調で解決するというのが、中国の基本的な姿勢だ」と述べました。 また、高村氏が「日中国交正常化４５周年のことし、日本で日中韓３か国の首脳会議が開催できるよう、李克強首相の初めての日本訪問を期待している」と述べたのに対し、宋氏は「首脳会議を開くことは大事だが、開けるような環境整備を行うことが必要だ」と述べました。
