【ニューヨーク時事】 タカタ製の 欠陥エアバッグ搭載車の 所有者らによる米国での 集団訴訟で、 ホンダは1日、 経済的損失の 補償を求めていた原告側と計6億500万ドル(約670億円)の 支払いで和解したと発表した。 搭載車の 販売台数が最多の ホンダが和解に至ったことで、 自動車
【ニューヨーク時事】タカタ製の欠陥エアバッグ搭載車の所有者らによる米国での集団訴訟で、ホンダは1日、経済的損失の補償を求めていた原告側と計6億500万ドル(約670億円)の支払いで和解したと発表した。搭載車の販売台数が最多のホンダが和解に至ったことで、自動車メーカーによる所有者への補償問題は解決に向け大きく前進した。 和解金のうち2億ドルはリコール(回収・無償修理)促進のための基金設立に充て、8000万ドルは所有者への補償に使う。同社によると、リコール完了に向けた積極的な取り組みを理由に和解額の一部が免除され、実際の支払額は4億8400万ドルになるという。 この訴訟では、トヨタ自動車とマツダ、SUBARU(スバル)、独BMWの4社が5月に合わせて5億5300万ドルで、8月には日産自動車が9700万ドルで、それぞれ和解済み。米フォード・モーターは協議を継続している。(2017/09/02-10: 50) 関連ニュース
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