マレーシアの 学校で今月14日、 生徒と教師合わせて23人が死亡した火事の 原因について、 現地の 警察は放火だったと断定し、 学校の 近くに住む少年7人…
マレーシアの学校で今月14日、生徒と教師合わせて23人が死亡した火事の原因について、現地の警察は放火だったと断定し、学校の近くに住む少年7人を殺人と放火の疑いで逮捕しました。 今月14日、マレーシアの首都クアラルンプールのイスラム教の学校で火災があり、学校に寝泊まりしていた生徒21人と教師2人の合わせて23人が死亡しました。 現地の警察は当初、火災の原因について漏電の可能性があるとしていましたが、その後の捜査で、現場からガスボンベが見つかったことなどから、放火だったと断定しました。 そのうえで、警察は16日までに、学校の近くに住む11歳から18歳の少年7人を、殺人と放火の疑いで逮捕しました。 警察の調べに対し、少年らは「学校の生徒とけんかになり、いたずらのため火をつけた。殺すつもりはなかった」などと話しているということです。 逮捕された7人のうち6人は尿検査の結果、大麻の陽性反応が出たということです。 警察は放火の手口や犯行の動機などについてさらに詳しく調べるため、少年らの取り調べを進めています。