27日の 東京外国為替市場で円相場は反落した。 17時時点は1ドル=112円68~70銭と前日26日の 17時時点に比べて93銭の 円安・ ドル高だった。 16時すぎに112円83銭近辺と7月17日以来、 約2カ
27日の東京外国為替市場で円相場は反落した。17時時点は1ドル=112円68~70銭と前日26日の17時時点に比べて93銭の円安・ドル高だった。16時すぎに112円83銭近辺と7月17日以来、約2カ月ぶりの安値を付けた。年内の米利上げ観測や米税制改革の思惑から時間外取引の米国債利回りが上昇(価格は下落)し、幅広い通貨に対してドル買いが入った。112円50銭近辺では損失覚悟の円売り・ドル買い注文を断続的に巻き込んだ。 10時前の中値決済では当初は国内輸出企業の円買い・ドル売りが活発だったようだ。だが午後には輸入企業の円売りも出て、円をじりじりと押し下げた。 9~17時の円の高値は1ドル=112円28銭近辺で値幅(安値と高値の差)は55銭程度だった。 円は対ユーロでは3日ぶりに反落した。17時時点は1ユーロ=132円47~50銭と前日17時時点と比べ48銭の円安・ユーロ高だった。対ドルの円安が円売り・ユーロ買いに波及した。 ユーロは対ドルで3日続落した。17時時点は1ユーロ=1.1755~58ドルと同0.0056ドルのユーロ安・ドル高だった。米金利上昇を受けたドル買いは対ユーロでも多かった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕