日産自動車は6日、 電気自動車(EV)「リーフ」 の 新型車を発表した。 2010年に初代を発売して以来、 初の 全面改良となる。 従来モデルよりも電池の 容量を大きくし、 1回の 充電で走行可能な距離を約280キロ・ メートルから約40【経済】
日産自動車は6日、電気自動車(EV)「リーフ」の新型車を発表した。 2010年に初代を発売して以来、初の全面改良となる。従来モデルよりも電池の容量を大きくし、1回の充電で走行可能な距離を約280キロ・メートルから約400キロ・メートルに延ばした。10月2日に発売する。 価格は税込みで315万円台~399万円台。最も安いモデルは、従来の280万円台から上がった。高速道路での自動運転機能のほか、ボタンの操作だけで駐車ができる機能も搭載した。加速の力強さや車内の静かさといったEVの強みにも磨きをかけたという。 リーフはこれまでに約28万台を販売し、世界で最も売れたEV。フランスと英国が2040年までにディーゼル車やガソリン車の販売を禁止する方針を相次いで打ち出すなど、走行時に排ガスを出さない車の普及を後押しする動きが強まっている。リーフの販売動向が注目されるとともに、メーカーのEV開発競争も加速しそうだ。