8日夜遅く、 秋田県内陸南部を震源とする地震があり、 秋田県大仙市で震度5強の 揺れを観測しました。 気象庁は揺れの 強かった地域では、 落石や崖崩れな…
8日夜遅く、秋田県内陸南部を震源とする地震があり、秋田県大仙市で震度5強の揺れを観測しました。気象庁は揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっているおそれがあるとして、今後の地震活動に十分注意するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、地震があったのは8日夜10時23分ごろで、震度5強の揺れを秋田県大仙市神宮寺で観測しました。 また、震度4の揺れをいずれも秋田県大仙市の刈和野と北長野、南外、大曲花園町、高梨で観測したほか、仙北市西木町上桧木内でも震度4の揺れを観測しました。 このほか東北の各地と北海道、それに新潟県で震度3から1の揺れを観測しました。この地震による津波はありませんでした。 気象庁の観測によりますと、震源地は秋田県内陸南部で震源の深さは9キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.2と推定されています。 この地震について、気象庁は9日午前0時半から記者会見を開き、「揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっているおそれがある。今後1週間程度は、最大震度5強程度の地震に注意し、特に今後2、3日は規模の大きな地震が発生することが多くあり、今後の地震活動に十分注意してほしい」と呼びかけました。