１５日午後３時４０分頃、 福井県坂井市と福井市の 間を流れる九頭竜（くずりゅう）川に、 福井空港（坂井市）へ向かっていた小型の 単発プロペラ機が不時着した。 ６０～７０歳代の 男性４人が乗っていたが、 自力で岸へ泳ぎ着き、 県の ヘリ【社会】
１５日午後３時４０分頃、福井県坂井市と福井市の間を流れる 九頭竜 （ くずりゅう ） 川に、福井空港（坂井市）へ向かっていた小型の単発プロペラ機が不時着した。 ６０～７０歳代の男性４人が乗っていたが、自力で岸へ泳ぎ着き、県のヘリコプターがつり上げて救出した。４人にけがはなかった。操縦していた福井市の男性医師（６６）は県警に対し、エンジントラブルが起きたと説明しており、県警が原因を調べている。 国土交通省中部空港事務所（愛知県常滑市）などによると、午後３時３７分、医師から「緊急事態のため不時着する」と無線で連絡があり、その後、交信が途絶えたという。 小型機はビーチクラフト社製「ボナンザ」で、医師が所有。１４日、医師が福井市などに住む知人３人を乗せて、航空関係の学会に出るために庄内空港（山形県酒田市）へ飛行。１５日は午後１時過ぎに同空港を離陸し、給油のためにいったん新潟空港（新潟市）に着陸した後、福井空港に向かっていた。
