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求人倍率、高水準続く=失業率は2.8%-9月

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厚生労働省が31日発表した9月の 有効求人倍率(季節調整値)は、 3カ月連続横ばいの 1.52倍と高水準を維持した。 また総務省が同日発表した労働力調査によると、 9月の 完全失業率(同)は2.8%と、 4カ月連続で同水準だった。 業種別では、 生産が好調な自動車が積極採用
厚生労働省が31日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は、3カ月連続横ばいの1.52倍と高水準を維持した。また総務省が同日発表した労働力調査によると、9月の完全失業率(同)は2.8%と、4カ月連続で同水準だった。 業種別では、生産が好調な自動車が積極採用を続けているほか、インターネット通販の急拡大で運輸での人手不足感は依然強い。総務省は「雇用情勢は着実に改善している」(労働力人口統計室)とみている。 求人倍率は、ハローワークに申し込んだ求職者1人当たりの求人数を示す。全体の求人数は0.3%増、求職者数は0.1%増だった。 正社員の求人倍率(季節調整値)は前月を0.01ポイント上回る1.02倍と4カ月連続で1倍の大台を超えた。求人数は0.5%増、求職者数は横ばい。非正規から正規へのシフトが加速し、雇用の質も向上している。 完全失業者数(同)は188万人と、前月から2万人増加。主な内訳は、好条件の転職先を探す「自発的な離職者」が1万人増、「非自発的な離職者」が3万人増だった。 就業者数(季節調整前の数値)全体のうち、正社員は前年同月比76万人増の3483万人、非正規社員は2万人減の2028万人。(2017/10/31-10:02) 関連ニュース
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