[東京 22日 ロイター] – 午後3時の ドル/円は、 前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、 ドル安/円高の 112円前半。 日米の 休日を前に持ち高調整主体の 動きとなった。 正午付近に112.30円付近で推移していたドルは、 午後1時半頃にかけて下押し圧力が強まり、 一
[東京 22日 ロイター] – 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の112円前半。日米の休日を前に持ち高調整主体の動きとなった。
正午付近に112.30円付近で推移していたドルは、午後1時半頃にかけて下押し圧力が強まり、一時112.15円まで下落した。あす23日は日本が勤労感謝の日、米国が感謝祭休暇となるため、ポジション調整のドル売り/円買いが入っていたもよう。
同水準からは、いったん小幅に反発したが、午後3時以降に再び下落。一時112.10円をつけている。テクニカル的には日足一目均衡表の雲上限(112円ちょうど付近)が下値サポートとなるか注目される。
きょうは海外時間に10月31日、11月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公開される予定。低インフレの継続性を巡る議論が関心を集めているが、12月利上げが織り込まれる中、相場を大きく動かす材料にはなりづらいとみられている。
午後はトルコリラが一段安となり、過去最安値をつけた。米国との外交関係悪化やインフレリスク、金融政策の不透明感などが重荷となり、対ドルでトルコリラ売りが強まっている。
<午前のドル、株高には反応薄で軟調>
感謝祭休暇とファンド勢の決算を目前に控えて参加者が細る中、午前のドル/円は日米の株高には反応せず、低迷する米長期金利を眺めながら、軟調な足取りとなった。
ドルは早朝の取引で112.50円ときょうの高値をつけたものの、米10年国債利回りが一時2.34%台とニューヨーク終盤から低下して東京の取引を開始し、一時112.19円まで軟化した。
朝方には、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の発言が伝わった。[nL3N1NS01U]為替市場は特段の反応を示さなかった。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 112.18/20 1.1741/45 131.76/80
午前9時現在 112.33/35 1.1740/44 131.90/94
NY午後5時 112.43/46 1.1737/39 131.98/02
(為替マーケットチーム)