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エルサレム「首都」、安保理で米への批判相次ぐ

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【ニューヨーク=橋本潤也、 エルサレム=金子靖志】 国連安全保障理事会は8日午前(日本時間9日未明)、 トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの 首都と認定したことを巡る緊急会合を開き、 各国からは、 米国の 決定に批判や懸念が相【国際】
【ニューヨーク=橋本潤也、エルサレム=金子靖志】国連安全保障理事会は8日午前(日本時間9日未明)、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことを巡る緊急会合を開き、各国からは、米国の決定に批判や懸念が相次いだ。
一方、パレスチナ各地に広がった抗議デモで男性2人が死亡した。
緊急会合は安保理メンバー国15か国のうち、英仏伊、スウェーデン、エジプト、ボリビア、セネガル、ウルグアイの8か国が開催を要請。冒頭、エルサレムから中継で参加した国連のムラデノフ中東和平プロセス担当特別調整官が、各地の暴動で死傷者が出ている状況を報告し、「暴力の激化が非常に心配だ」と語った。
各国演説で最初に発言したスウェーデンのスクーグ大使は「国際法や過去の国連決議に反する」と指摘。「エルサレムはユダヤ、キリスト、イスラムの3宗教の聖地だ」と語り、米国の認定が「不穏な地域をさらに不安定化させ、世界の反発を招く」と非難した。

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