【ニューヨーク共同】 国連安全保障理事会は22日、 北朝鮮による11月の 新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けた新たな制裁決議案を全会一致で採択した。 北朝鮮への 石油精製品の 輸出を約9割制限し、 北朝鮮が海外に派遣し外貨獲得源としてきた出稼ぎ労働者を2年以内に送還させることなどを定めた。 決…
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は22日、北朝鮮による11月の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けた新たな制裁決議案を全会一致で採択した。北朝鮮への石油精製品の輸出を約9割制限し、北朝鮮が海外に派遣し外貨獲得源としてきた出稼ぎ労働者を2年以内に送還させることなどを定めた。 決議は北朝鮮へのガソリンや軽油などの石油精製品供給の年間上限を50万バレルに設定。既に設けられている原油供給量の上限も数値を示して明確化した。北朝鮮が核実験やICBM級の弾道ミサイル発射を行った場合、石油の輸出制限をさらに強化すると明記した。