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東証大引け 反発、米減税策の実現期待で TOPIX26年ぶり高値

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週明け18日の 東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反発した。 終値は前週末比348円55銭(1.55%)高の 2万2901円77銭だった。 減税などを盛り込んだ米税制改革法案が週内にも成立するとの 期
週明け18日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反発した。終値は前週末比348円55銭(1.55%)高の2万2901円77銭だった。減税などを盛り込んだ米税制改革法案が週内にも成立するとの期待から投資家心理が改善した。米長期金利の先高観を背景に銀行や保険などの金融株が相場上昇をけん引。前週末の米ハイテク株高の流れで東京市場でも半導体関連銘柄が買われた。 15日の米株式相場の最高値更新を受け、 ファナック や ソフトバンク などの値がさ株に朝方から買いが広がった。米国の減税実現に伴う景気拡大で米長期金利が上昇し、運用環境が改善するとの見方から、メガバンク株や保険株に国内機関投資家などの資金が流入した。戻りの鈍かった半導体関連に買い安心感が広がり、 東エレク や 信越化 、 SUMCO などが上げた。 市場では「クリスマス休暇を控え前週までに利益確定売りを出した海外投資家が多く、売り手の少ないことが株価の大幅高につながった」(外資系証券の株式トレーダー)との声が出ていた。東証1部の売買代金は概算で2兆6934億円。売買高は16億1363万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1291と、全体の約6割を占めた。値下がりは695、変わらずは68だった。 東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反発した。24.43ポイント(1.36%)高の1817.90と、1991年11月14日以来およそ26年1カ月ぶりの高値を付けた。 JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反発。終値は231.13ポイント(1.46%)高の1万6101.98だった。 りそなHD や コンコルディ 、 MS&AD などが大幅高。 ダイキン やコマツ、日立、 三菱電 が大引けにかけて一段高となった。半面、 鹿島 や 清水建 、 大成建 が大幅に下落した。 KDDI も下げた。 東証2部株価指数は続落した。 東芝 と ぷらっと 、 リミックス が下げ、 朝日インテク や 土屋HD 、 カワタ が上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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