河野外務大臣は１日午後、 中国の 程永華駐日大使と会談し、 ２９日の 弾道ミサイルの 発射で、 北朝鮮に核・ ミサイル開発を自制する意思がないことが明らか…
河野外務大臣は１日午後、中国の程永華駐日大使と会談し、２９日の弾道ミサイルの発射で、北朝鮮に核・ミサイル開発を自制する意思がないことが明らかになったとして、一層の圧力強化に取り組むため中国側の協力を求めました。 河野外務大臣は１日午後、外務省で中国の程永華駐日大使と会談し、北朝鮮が先月２９日におよそ２か月半ぶりに弾道ミサイルを発射したことについて、「新しいミサイルの開発を続けており、自制するつもりが全くないことが明らかになった。日中の間でも、しっかりと協力していきたい」と述べ、一層の圧力強化に取り組むため中国側の協力を求めました。 これに対し、程大使は「北朝鮮情勢は、中国としても大変憂慮している。中国は核・ミサイル開発に反対を表明しており、対話による問題の解決が原則だ」と強調したうえで、国連安保理の制裁決議を全面的に順守する立場は変わらないという考えを伝えました。 また、両者は、河野大臣の初めての中国訪問と、日本での開催を目指す日中韓３か国の首脳会談について、できるだけ早い時期に行えるよう調整を急ぐことを確認しました。
