Home Japan Japan — in Japanese 旭化成、新たな黄金期へ=外国人で新風、選手層に厚み-全日本実業団駅伝

旭化成、新たな黄金期へ=外国人で新風、選手層に厚み-全日本実業団駅伝

345
0
SHARE

前回大会で18年ぶりの 優勝を飾った旭化成。 昨春に創部71年目で初の 外国人選手2人を加え、 戦力に厚みを増した王者に隙はなかった。 ケニア出身の キプヤティチが期待に応えた。 外国人を起用できる2区で積極的に飛ばし、 9位からトップへ。 例年は2区で後れを取っていたが
前回大会で18年ぶりの優勝を飾った旭化成。昨春に創部71年目で初の外国人選手2人を加え、戦力に厚みを増した王者に隙はなかった。 ケニア出身のキプヤティチが期待に応えた。外国人を起用できる2区で積極的に飛ばし、9位からトップへ。例年は2区で後れを取っていたが、「心強い。こんなに気持ちが違うのかと、自信を持って臨めた」とは4区を走った大六野。3区の市田孝、双子の弟で6区の宏ら3人が区間賞の快走を見せ、3区以降は首位を譲らなかった。
ケニア勢の加入で練習の質は向上した。普段から世界トップレベルの走りを肌で感じ、「以前は外国人に対して気負っていたが、自分も彼らのように走れる、と自信を得た」(市田孝)。メンバー争いも激しくなり、競争意識が増した。西政幸監督は「チームの底上げに相乗効果があるのは大きい」と実感を込める。 1990年代に9度の優勝を誇る名門に新たな風が吹き込まれ、堂々の連覇。当時を知る宗猛総監督は「あの時の雰囲気に近づいた。まとまりが出て、チーム力が上がった」。黄金期の再来を印象付ける快勝だった。(2018/01/01-19:11)
【スポーツ総合記事一覧へ】 【アクセスランキング】

Continue reading...