６日、 沖縄県うるま市の 伊計島の 砂浜にアメリカ軍の ヘリコプターが緊急着陸しました。 沖縄に駐留するアメリカ海兵隊はＮＨＫの 取材に対し「計器が回転…
６日、沖縄県うるま市の伊計島の砂浜にアメリカ軍のヘリコプターが緊急着陸しました。沖縄に駐留するアメリカ海兵隊はＮＨＫの取材に対し「計器が回転翼の異常を示した」と説明し、沖縄では後を絶たないアメリカ軍機の事故やトラブルに反発が強まっています。 ６日午後４時ごろ、沖縄県うるま市の伊計島の東側にある砂浜に、アメリカ軍普天間基地に配備されているＵＨ１ヘリコプター１機が緊急着陸しました。 住民や乗員４人にけがはありませんでしたが、着陸した場所は最も近い住宅から１００メートルほどしか離れていませんでした。 沖縄に駐留するアメリカ海兵隊は６日夜、ＮＨＫの取材に対し「『回転翼の速度が速すぎる』という異常を計器が示したため緊急着陸した」と説明しました。 伊計島では去年１月にも、普天間基地に配備されているＡＨ１攻撃ヘリコプターが警告を示す計器が点灯したとして農道に着陸しています。 また先月には、沖縄県宜野湾市の小学校のグラウンドに普天間基地を離陸した大型ヘリコプターから重さ８キロ近い窓が落下する事故も起きたばかりです。 沖縄では後を絶たないアメリカ軍機による事故やトラブルに反発が強まっていて、沖縄県は週明けに沖縄防衛局の担当者を呼んで抗議することにしています。
