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衝突で炎上のタンカー 奄美沖で沈没か 鹿児島

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東シナ海で衝突事故を起こしたあと日本の 排他的経済水域を炎上しながら漂流していたタンカーが14日夕方、 鹿児島県奄美大島の 西300キロ余りの 海で…
東シナ海で衝突事故を起こしたあと日本の排他的経済水域を炎上しながら漂流していたタンカーが14日夕方、鹿児島県奄美大島の西300キロ余りの海で沈没したと見られることがわかりました。第10管区海上保安本部は乗組員の救助に向かうとともに、積み荷の原油が流出したおそれがあるとして警戒に当たっています。 今月6日の夜、中国・上海の沖合の東シナ海で原油およそ14万トンを載せたイランの海運会社のタンカーが別の貨物船と衝突して炎上しました。 第10管区海上保安本部によりますと、タンカーは日本の排他的経済水域を漂流し続け、14日午後5時20分ごろには鹿児島県奄美大島の西およそ315キロ付近の海上で、船体が横倒しになった状態で炎上しているのが確認されていました。 しかし、その後、近くにいた巡視船のレーダーから船影が消え、現場で消火や救助に当たっていた中国当局からも「午後5時45分には沈没した」と連絡が入ったということで、海上保安本部はタンカーが付近の海域で沈没したと見て確認を進めています。 また、これまでに中国側の救助活動でタンカーの乗組員3人が救助されましたがいずれも死亡が確認され、ほかの乗組員29人の安否はわかっていないということです。 海上保安本部は、積み荷の原油が流出したおそれがあるとして乗組員の救助や油の除去作業を行う専門の職員を現場海域に派遣するとともに、巡視船などで引き続き警戒に当たっています。

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