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ソニー社長に吉田氏=平井氏は会長、業績回復で決断

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ソニーは2日、 平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)(57)が代表権の ない会長に就き、 後任に吉田憲一郎副社長兼最高財務責任者(CFO)(58)が昇格すると発表した。 CFOには十時裕樹最高戦略責任者(CSO)(53)が就任する。 4月1日付。 平井氏は2012年に社長に就任。 主力の テレビ事業で赤字が続くなど業績不振に苦しむ中、 エレクトロニクス部門の 分社化やパソコン事業の 売却、 人員削減など徹底した構造改革を進めてきた。 18年3月期に営業利益が7200億円と20年ぶりに過去最高を更新する見通しとなり
ソ ニ ーは2日、平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)(57)が代表権のない会長に就き、後任に吉田憲一郎副社長兼最高財務責任者(CFO)(58)が昇格すると発表した。 CFOには十時裕樹最高戦略責任者(CSO)(53)が就任する。4月1日付。 平井氏は2012年に社長に就任。主力のテレビ事業で赤字が続くなど業績不振に苦しむ中、エレクトロニクス部門の分社化やパソコン事業の売却、人員削減など徹底した構造改革を進めてきた。18年3月期に営業利益が7200億円と20年ぶりに過去最高を更新する見通しとなり、業績回復にめどが付いたことから新体制へ移行する。吉田氏は副社長を務め、平井氏の右腕として構造改革を指揮してきた。 記者会見した吉田次期社長は「20年間で国際的な競争環境が変わり、ソ ニ ーの位置付けも大きく異なる中で競争力を高められるかが課題だ」と強調した。平井社長は「変革を一緒に主導し、戦略的思考と幅広い知見を持った人物」と吉田氏を評価し、「新しい中期経営計画が始まるタイミングでバトンタッチするのが適切だ」と語った。(2018/02/02-19:05)

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