21日午前中ごろの 東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を広げている。 一時は前日比128円高の ２万2053円まで上昇した。 円相場が１ドル＝107円台後半まで下落し、 歩調を合わせるように株価指数先物に買い
21日午前中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を広げている。一時は前日比128円高の２万2053円まで上昇した。円相場が１ドル＝107円台後半まで下落し、歩調を合わせるように株価指数先物に買いが入った。現物株市場では ファストリ や ファナック などの値がさ株が裁定取引に絡んで買われ、相場全体を押し上げている。 東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も上げ幅を広げた。 ＪＰＸ日経インデックス400は小幅な動き。20日の米国市場で、半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数が上昇した。株式市場では「米国のハイテク株が上昇し、海外ヘッジファンドなどが日本の半導体関連株にも短期的な戻りを期待した買いを入れている」（外資系証券の株式トレーダー）との声があった。 10時現在の東証１部の売買代金は概算で6571億円、売買高は３億6325万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は1309と、全体の約63％を占めた。値下がりは648、変わらずは105銘柄だった。 任天堂 と キヤノン 、 キーエンス は上げ幅を拡大している。一方、 関西電 と ＳＯＭＰＯ 、 野村 は一段安となっている。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕
