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バルセロナで独立派が抗議行動 プッチダモン氏拘束で

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スペインからの 独立運動が続く同国カタルーニャ自治州の プッチダモン前州首相がドイツで身柄を拘束された25日、 州都バルセロナで独立派の 市民による抗議行動があり、 警官隊との 衝突などで多数の けが人が出た。 同…
スペインからの独立運動が続く同国カタルーニャ自治州のプッチダモン前州首相がドイツで身柄を拘束された25日、州都バルセロナで独立派の市民による抗議行動があり、警官隊との衝突などで多数のけが人が出た。同氏には、違法な独立運動を進めたとして反乱罪の容疑がかけられており、身柄がスペイン側に引き渡されることになれば、独立派が不満を強めるのは確実だ。
AFP通信によると、バルセロナ中心部での抗議行動には、独立のシンボル旗をまとった市民ら数千人が参加。ゴミ箱に火を放ったり、瓶やカンを投げたりし、一部では、警備の警官隊ともみ合いになった。警官を含む79人が負傷したという。独立派のトゥレン州議会議長は「これまで通り、暴力ではない方法で行動しよう」と呼びかけた。
プッチダモン氏は、逮捕を逃れるためベルギーに滞在しており、25日に拘束されたのは、訪問先のフィンランドからの帰途に、デンマークから車でドイツに入国したところだったという。ドイツ当局は26日から同氏側に事情を聴くなどして、今後の対応を決める見通しだ。
スペインの司法当局は23日、プッチダモン氏をはじめ元州政府幹部らの容疑を固めたと発表し、いったん取り下げていた国際逮捕状を再び請求、訴追に向けて強い姿勢を示していた。(パリ=青田秀樹)

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