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ロシア元スパイらの殺人未遂事件、猛毒「ノビチョク」に触れたのは自宅の玄関ドアか 英警察が発表

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英警察は、 猛毒の 神経剤「ノビチョク」 が使われたとみる。
英南西部でロシアの元スパイら男女が重体となった殺人未遂事件で、英警察は28日、2人が最初に神経剤に接触したのは自宅玄関のドアとみられると発表した。この部分で検出された神経剤が最も濃度が高かったという。今後は自宅周辺を重点的に捜査する方針。
事件は今月4日、英ソールズベリーの商業施設のベンチで、元ロシア軍情報機関大佐のセルゲイ・スクリパリ氏(66)と娘のユリアさん(33)が倒れているのが発見された。2人は重体で回復は難しい状態という。スクリパリ氏の自宅は2人が発見された場所から1キロほど離れており、ユリアさんは住んでいるモスクワから訪ねてきていた。
英当局は、旧ソ連で開発されロシアが製造能力をもつとされる猛毒の神経剤「ノビチョク」が使われたとみるが、2人がノビチョクに接触した経緯は明らかにしてこなかった。ただ、ロシアに責任がある可能性が「極めて高い」と判断し、ロシア外交官23人を国外追放した。英国への支持は広がり、米欧28カ国が140人以上のロシア外交官の国外追放を決めている。(ロンドン=下司佳代子)
(朝日新聞デジタル 2018年03月29日 10時01分)

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