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韓国の裁判所 イ元大統領の逮捕認めるか22日審査へ

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韓国の 裁判所は、 財閥系企業から不正に資金を得た収賄などの 疑いで検察が請求したイ・ ミョンバク(李明博)元大統領の 逮捕状につ…
韓国の裁判所は、財閥系企業から不正に資金を得た収賄などの疑いで検察が請求したイ・ミョンバク(李明博)元大統領の逮捕状について、22日、逮捕を認めるかどうか審査を行うことになりました。 韓国のイ・ミョンバク元大統領は、みずからが実質的に所有しているとされる自動車部品会社の訴訟費用を財閥系企業のサムスン電子に肩代わりさせ、見返りにサムスン電子の会長に恩赦を与えたり、情報機関、国家情報院の資金を複数の大統領府高官を通じて不正に受け取ったりした収賄などの疑いが持たれています。 検察は、一連の容疑でイ氏が受け取った賄賂が日本円でおよそ11億円に上るとしていて、19日、イ氏の逮捕状をソウル中央地方裁判所に請求しました。 これを受けて、裁判所は、逮捕を認めるかどうかの審査を22日午前10時半から行うことになりました。 イ氏は、検察の捜査は革新系のムン・ジェイン(文在寅)政権による保守系への政治的な報復だと批判し、容疑を否認していますが、イ氏の事務所は「検察でみずからの立場を十分に明らかにした」として、イ氏本人が裁判所の審査に出席しない意向を明らかにしました。 韓国メディアは、早ければその日の夜にも裁判所が判断を示す見通しだと伝えています。 イ氏が逮捕されれば、韓国の大統領経験者としては、1995年のチョン・ドゥファン(全斗煥)、ノ・テウ(盧泰愚)両氏、去年のパク・クネ(朴槿恵)被告に続き、4人目となります。

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