【北京共同】 中国政府は4日、 米国から輸入する大豆や自動車など106品目を標的に25%の 追加関税を課すと発表した。 米国が中国製品に追加関税を課す品目案を公表したことに対する報復措置。 中国は世界貿易機関(WTO)に提訴し、 徹底抗戦する構えだ。 米中間の …
【北京共同】中国政府は4日、米国から輸入する大豆や自動車など106品目を標的に25%の追加関税を課すと発表した。米国が中国製品に追加関税を課す品目案を公表したことに対する報復措置。中国は世界貿易機関(WTO)に提訴し、徹底抗戦する構えだ。米中間の貿易摩擦は一段と激しさを増した。 崔天凱駐米大使は「中国人民の利益を守る」ために「(米国の措置と)同等の規模の報復措置を打ち出す」と明言した。 米国と同等であれば、報復措置の対象の規模は、500億ドル(約5兆3千億円)相当になる可能性がある。中国が大量に保有する米国債の売却も選択肢になると指摘する専門家もいる。