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智弁和歌山、逆転サヨナラで4強

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第90回記念選抜高校野球大会第10日の 1日は準々決勝4試合。 第2試合は、 智弁和歌山(和歌山)と創成館(長崎)が対戦し、 智弁和歌山が延長十回に11-10で創成館に逆転サヨナラ勝ち、 準決勝進出を決めた。 智弁和歌山は準優勝した72回大会以来18年ぶりの 4強入りとなった。 3日の 準決勝第1試合で東海大相模(
第90回記念選抜高校野球大会第10日の1日は準々決勝4試合。第2試合は、智弁和歌山(和歌山)と創成館(長崎)が対戦し、智弁和歌山が延長十回に11-10で創成館に逆転サヨナラ勝ち、準決勝進出を決めた。智弁和歌山は準優勝した72回大会以来18年ぶりの4強入りとなった。3日の準決勝第1試合で東海大相模(神奈川)と対戦する。
○智弁和歌山(和歌山)11-10創成館(長崎)●
昨秋の近畿大会準優勝と、九州大会優勝・神宮大会準優勝という実力校の対決は点の取り合いとなったが、九回、十回と2死から驚異的な粘りを見せた智弁和歌山が、劇的な幕切れで勝利をものにした。
先制したのは創成館。一回2本の適時打などで3点を奪った。さらに三回には平松の適時二塁打、四回には2死二塁から野口の左前安打の際に、野手と走者が交錯したプレーが、智弁和歌山の走塁妨害となって、走者の生還が認められ追加点となった。さらに五回には、智弁和歌山の守備の乱れに乗じて2点を奪った。
智弁和歌山は二回に黒川が左越えに、三回には主砲・林が左中間にソロ本塁打を放って反撃。五回には、押し出し四球、適時打、犠飛などで4点を奪い、6-7とした。
創成館は七回に、2死二、三塁で野口が中前にはじき返して二走者を迎え入れリードを再び3点とした。
追う智弁和歌山は、七回に1点を返し、さらに九回裏2死満塁から、平田が左前に起死回生の2点適時打で同点に追いつき、延長戦となった。
創成館は、十回1死三塁から鳥飼の左犠飛で勝ち越し。しかし智弁和歌山は十回2死一、二塁で、黒川が左越えに二塁打を放って2者が生還、激闘に終止符をうった。

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