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「赤信号、行けると思った」運転の90歳女

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28日午前11時ごろ、 神奈川県茅ケ崎市元町の 国道1号の 交差点で、 同市の 無職の 女(90)が運転する乗用車が歩行者4人を次々とはねた。 神奈川県警茅ケ崎署によると、 歩行者の 50代の 女性が死亡し、 運転手を含む男女4人が負傷した。 同署に対し、 運転手の 女は「赤信号と分かっていたが、 歩行者が横断歩道を渡り始めて
28日午前11時ごろ、神奈川県茅ケ崎市元町の国道1号の交差点で、同市の無職の女(90)が運転する乗用車が歩行者4人を次々とはねた。神奈川県警茅ケ崎署によると、歩行者の50代の女性が死亡し、運転手を含む男女4人が負傷した。同署に対し、運転手の女は「赤信号と分かっていたが、歩行者が横断歩道を渡り始めていなかったので行けると思った」と話しており、同署は自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕する方針。
同署によると、乗用車は交差点から約10メートル離れた自動車修理店の駐車場から国道に出て左折後、横断歩道や歩道の男女4人をはねた。死亡した女性のほか、63歳男性、39歳と61歳の女性が負傷し、病院に運ばれた。運転手の女も軽傷。乗用車が交差点に進入する際の信号は赤だったとみられる。
同署によると、女は3月に運転免許証を更新した際の認知機能検査で問題は見つからず、優良運転者免許証を持っていた。自動車修理店によると、女は旅行の土産を届けた帰りで、つえをついているが会話などはしっかりしているという。
現場はJR茅ケ崎駅の北側約300メートルの交差点。近くには市役所などがある市の中心部にあたる。【杉山雄飛、渡辺明博】

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