激闘を制し3回戦進出を果たした錦織圭(ロイター) 【イタリア・ ローマ16日発】 テニスの 「イタリア国際」 男子シングルス2回…
【イタリア・ローマ16日発】テニスの「イタリア国際」男子シングルス2回戦で、世界ランキング24位の錦織圭(28=日清食品)は同4位で第3シードのグリゴル・ディミトロフ(27=ブルガリア)に6―7、7―5、6―4で競り勝って3回戦進出を決めた。 第1セットは第5ゲームで相手のサービスゲームをブレークしたが、第10ゲームでブレークバックされて追いつかれる展開。タイブレークでも一時は4―2とリードしながら、そこからミスも出て5ポイントを連取されて落とした。 第2セットはお互いに3ゲームずつキープしたが、第7ゲームで錦織のサーブをディミトロフがブレーク。だが直後の第8ゲームで錦織がブレークバックすると、第12ゲームもブレークに成功して、このセットを奪った。 第3セットは第5ゲームでディミトロフがブレーク。だが、錦織は2―4で迎えた第7ゲームから2度のブレークを含む4ゲームを連取し、2時間55分の熱戦に終止符を打った。 女子シングルス2回戦は、世界ランク21位の大坂なおみ(20=日清食品)が同1位のシモナ・ハレプ(26=ルーマニア)に1―6、0―6で屈した。大坂は攻守に精彩を欠き、ツアー大会初優勝を果たした3月のBNPパリバ・オープン準決勝で初めて破ったハレプに完敗した。