日本大学アメリカンフットボール部の 選手が重大な反則行為をした問題で、 日大の 教職員組合は「大学の 社会的信用を回復するには抜…
日本大学アメリカンフットボール部の選手が重大な反則行為をした問題で、日大の教職員組合は「大学の社会的信用を回復するには抜本的な改革と再生を図るほかない」などとして、内田正人前監督が大学で務める常務理事などすべての役職の解任や田中英壽理事長の辞任などを求める要求書を大学側に提出しました。 今月6日に行われた日大と関西学院大学の定期戦で、日大の選手が相手選手に後ろからタックルする重大な反則行為をして全治3週間のケガを負わせました。 試合を主催した関東学生アメリカンフットボール連盟は29日、臨時の理事会を開き、内田前監督を最も重い「除名」とする処分などを決めました。 日大の教職員組合は31日、「大学の社会的信用を回復するには抜本的な改革と再生を図るほかない」などとして、内田前監督が務める大学での常務理事などすべての役職の解任や田中理事長や大塚吉兵衛学長の辞任などを来月末までに行うよう求めています。 日本大学教職員組合の菊地香委員長は「大学上層部の誠意が見られないので、この要求書が実行され、大学が改革することを求めていきたい」と話していました。