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リバプールがCL決勝へ、7-6激闘にクロップ監督「クレイジー」

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【5月3日 AFP】 サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は2日、 準決勝第2戦が行われ、 リバプール(Liverpool FC)は2-4でASローマ(AS Roma)に敗れたが、 2戦合計スコア7-6で決勝進出を決めた。
【5月3日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ( UEFA Champions League 2017-18 )は2日、準決勝第2戦が行われ、リバプール( Liverpool FC )は2-4でASローマ( AS Roma )に敗れたが、2戦合計スコア7-6で決勝進出を決めた。リバプールのユルゲン・クロップ( Jurgen Klopp )監督は、打ち合いを制してレアル・マドリード( Real Madrid )との決勝に駒を進めた選手たちをたたえた。
リバプールは前半の段階で2-1とリードを奪っていたが、後半に3失点。ただ、最後のゴールが決まったのは試合のほぼラストプレーで、リバプールがゴールラッシュの生まれた準決勝を制して勝ち上がっている。今回のスコアはチャンピオンズリーグの名称になって以降の準決勝では最多で、これにはさすがのクロップ監督も、「ひたすらクレイジーだった。スコアなんか忘れたよ!7-6?信じられない!」と少しドラマチックすぎだと認めた。
「めちゃくちゃな試合だった。向こうはリスクを気にせず前に出てきて、こちらはカウンターでその隙を突いたが、その後1点を返された。少し我慢しすぎた。普段のわれわれはもっとやれるが、ほとんどの選手はこれが初めての準決勝で、緊張するのは仕方ない。少しエキサイティングすぎた。私が望んでいたよりもエキサイティングだったよ」
もう少し心臓にやさしい試合を望んでいた監督だが、第1戦を5-2の大勝でものにしたリバプールが決勝に進むのは順当な結果だとも話している。
「われわれは100パーセント決勝にふさわしい。運がなければここまでは来れないが、今夜は運が必要だったのは1回だけだ。きのうのレアル・マドリードも運が必要だった。そういうものだ。選手はこの結果にふさわしい。それだけの気持ちの強さとサッカーを見せた」
これまでの指導者としてのキャリアで、クロップ監督は5回トーナメントの決勝で敗れている。ボルシア・ドルトムント( Borussia Dortmund )を率いた2013年には、チャンピオンズリーグ決勝でバイエルン・ミュンヘン( Bayern Munich )に敗れ、リバプールでも2016年にヨーロッパリーグ( UEFA Europa League 2015-16 )とキャピタル・ワン・カップ( Capital One Cup 2015-16 )で立て続けに涙を呑んだ。決勝での勝利は、ドルトムント時代の2012年に優勝したドイツカップ( German Cup 2011-12 )までさかのぼる。
それでもクロップ監督は、ウクライナ・キエフ( Kiev )で行われる決勝で大会連覇中のレアルを破れば、そうしたジンクスをこれ以上ない形で終わらせることができると考えている。
「われわれにはそろそろ勝ちが必要だが、そのことは把握している。この後はいろんな人から、お前は決勝で5回連続で負けていると言われるだろう。われわれとしては、キエフで全力を尽くすだけだ。まずは非常に重要なプレミアの2試合がある。それから、そこへ行ってベストを尽くすよ」 (c)AFP

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