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学生アメフット界に痛手 少子化に追い打ち「マイナス間違いない」

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日本大アメリカンフットボール部の 選手が悪質な反則行為で関西学院大の 選手を負傷させた問題は、 少子化に危機感を募らせるアメフット界にとって大きな痛手となっている。 危…
日本大アメリカンフットボール部の選手が悪質な反則行為で関西学院大の選手を負傷させた問題は、少子化に危機感を募らせるアメフット界にとって大きな痛手となっている。危険なタックルの動画が拡散し、競技自体の印象が悪化。今春の新入生勧誘に影響が出ているといい、代償は高くつきそうだ。(森田景史)
アメフット界は初心者向けのタッチフットボールで子供の競技人口を増やそうとしているが、国内の競技人口は約2万人にとどまる。大学アメフット部の多くは、高校時代に野球やサッカーなどを経験した学生の競技転向で支えられているのが実情だ。
「子供たちが少なくなる中で、イメージの低下は致命的。みんながその危機感を持っている」
17日に開かれた関東学生連盟1部リーグの監督会議を終えた後、東京大の森清之ヘッドコーチは表情を硬くしてこう述べた。
危険なタックルが行われた今月6日の試合後、動画はネット上で瞬く間に拡散した。大学の運動部にとっては新入生の勧誘に忙しい時期。勧誘を受けて体験入部した新入生にも影響が出ているという。「保護者に『(アメフット部への入部を)やめなさい』と言われた学生もいる。間違いなくマイナスになっている」と森氏は明かした。
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