2020年の 東京オリンピックで、 サッカーの 競技会場となる7か所がIOC=国際オリンピック委員会の 理事会で承認され、 これで…
2020年の東京オリンピックで、サッカーの競技会場となる7か所がIOC=国際オリンピック委員会の理事会で承認され、これでパラリンピックを含めた東京大会の43の競技会場すべてが正式に決まりました。 大会の組織委員会は、日本時間の2日夜、スイスで開かれたIOCの理事会に電話会議で参加しました。 この中で、競技団体が試合の日程と芝の状態を懸念し承認が遅れていた東京の新国立競技場や東京スタジアム、それに北海道、宮城、茨城、埼玉、神奈川に及ぶサッカーの競技会場7か所について、競技団体と一定の合意に達したとしてIOCから承認されました。 大会関係者によりますと、サッカーの日程をめぐっては、男子の決勝が閉会式前日の8月8日に横浜国際総合競技場、女子の決勝は8月7日に新国立競技場とする案が検討されているということです。 東京オリンピック・パラリンピックの競技会場は、東京都と組織委員会が整備費を抑えることなどを理由に4年前から招致時点の計画の見直しを進めてきましたが、これで43の競技会場すべてが正式に決まりました。 組織委員会の森会長は報道陣に対し「1つの意見にまとまるのは難しいところもあったが、大会を成功させようという気持ちがみんなに強く出ていた。今は心を1つにして最後まで走り抜いてゴールインしたい」と話しました。 また理事会では、IOCや国際競技団体など関係者向けの宿泊で、組織委員会がおよそ450のホテルで4万5000室を確保する計画も承認されたということです。