立憲民主党など野党6党が先月20日から国会で審議拒否を続けている問題で7日午前、 大島衆院議長は立民の 辻元清美国会対策委員長と会い、 国会審議の 正常化に向けて、 8日から審議復帰するよう野党側に求めた。 野党内にはこれ以上審【政治】
立憲民主党など野党6党が先月20日から国会で審議拒否を続けている問題で7日午前、大島衆院議長は立民の辻元清美国会対策委員長と会い、国会審議の正常化に向けて、8日から審議復帰するよう野党側に求めた。
野党内にはこれ以上審議拒否を続ければ、世論の批判が強まることを懸念する声が出ており、学校法人「加計学園」問題を巡って、柳瀬唯夫・元首相秘書官の参考人招致を行うことなどを契機に審議に復帰する見通しとなった。
辻元氏は大島氏との会談で、丁寧な国会運営を政府・与党側に促すよう求める野党6党の申し入れ書を手渡した。会談後、辻元氏は記者団に対し、「議長から『立法府としての活発な審議を取り戻さないといけない。明日から審議に復帰してほしい』との要請があった」と述べた。今後の見通しについて、辻元氏は「どこまで歩み寄りができるかどうかこれからの段階になってくる」として審議復帰の可能性を示唆した。