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サッカー/1 平均年齢、大会経験 「実績重視」吉か凶か

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サッカー・ ワールドカップ(W杯)ロシア大会に臨む日本代表の 23人が決まった。 西野朗監督が悩み抜いて選んだ選手たちにはどんな特徴や共通点があるの か。 西野ジャパンの トレンドを分析する。 【丹下友紀子】
サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会に臨む日本代表の23人が決まった。西野朗監督が悩み抜いて選んだ選手たちにはどんな特徴や共通点があるのか。西野ジャパンのトレンドを分析する。【丹下友紀子】
W杯開幕時(6月14日)の日本代表23人の平均年齢は28・3歳。過去最高だった2010年南アフリカ大会の27・8歳を上回った。
30代の選手が、35歳の川島(メッス)、34歳の長谷部(アイントラハト・フランクフルト)ら過去最多となる8人入り、ほぼ3分の1を占める。20代前半は23歳の中村(柏)と植田(鹿島)の2人で、06年ドイツ大会と並ぶ少なさだ。前回大会の経験者は11人で、過去最多のドイツ大会と同数となった。
今回の代表は、5月30日の壮行試合ガーナ戦のメンバー26人から選ばれた。落選したのは21歳の井手口(クルトゥラル・レオネサ)、22歳の三竿(鹿島)、23歳の浅野(ハノーバー)。若い3人が外れたことで全体の年齢層が上がった。
西野監督は「サッカー界を担っていく若い選手たちは、(経験のある)選手たちを超えることを考えなければいけない」と説明。選考で経験を重視したことが読み取れる。
ドイツ大会は1次リーグで敗退したが、南アフリカ大会は開幕間際から川口(J3相模原)らベテランを中心にチームがまとまり、前評判を覆して16強入りした。西野監督が求めた経験や実績が、今大会は吉と出るか、凶と出るか。=つづく

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