菅義偉官房長官は22日午前の 記者会見で、 北朝鮮の 弾道ミサイル発射を想定して全国各地で計画していた住民避難訓練について「当面見合わせる」 と述べ、 中止を表明した。 12日の 米朝首脳会談を受けて発射の 可能性が低下したとの 判断に加え、 日朝首脳会談実現に向けて対話の 機運を醸成したいとの 狙いがあるとみられる。 陸上イージスに疑問相次ぐ=北朝鮮軟化でも政府推進 政府と自治体による訓練が今年度計画されていたの は宮城、 栃木、 新潟、 富山、 石川、 奈良、 徳島、 香川、 熊本の 9県。 この うち、 26日に予定していた栃木県矢板市に
菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定して全国各地で計画していた住民避難訓練について「当面見合わせる」と述べ、中止を表明した。12日の米朝首脳会談を受けて発射の可能性が低下したとの判断に加え、日朝首脳会談実現に向けて対話の機運を醸成したいとの狙いがあるとみられる。
陸上イージスに疑問相次ぐ=北朝鮮軟化でも政府推進
政府と自治体による訓練が今年度計画されていたのは宮城、栃木、新潟、富山、石川、奈良、徳島、香川、熊本の9県。このうち、26日に予定していた栃木県矢板市には既に中止方針を伝えた。 一方、政府は弾道ミサイルへの備えは続ける方針。菅長官は「Jアラート(全国瞬時警報システム)による情報伝達の方法や、弾道ミサイルの落下時の行動についての周知に重点を置いて取り組む」と述べた。(2018/06/22-11:42)