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新幹線で男性切られ死亡 容疑の22歳男逮捕「誰でもよかった」

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九日午後九時五十分ごろ、 神奈川県内を走行中の 東京発新大阪行き東海道新幹線の ぞみ265号の 乗客から「刃物を持った男が暴れている」 「血を流している人がいる」 などと一一〇番があった。 列車は小田原駅(小田原市)で臨時停車し、 車内にいたけが人三人が市内の 病院に搬送された。 この うち三十代とみられる男…
九日午後九時五十分ごろ、神奈川県内を走行中の東京発新大阪行き東海道新幹線のぞみ265号の乗客から「刃物を持った男が暴れている」「血を流している人がいる」などと一一〇番があった。列車は小田原駅(小田原市)で臨時停車し、車内にいたけが人三人が市内の病院に搬送された。このうち三十代とみられる男性が死亡し、女性二人が切り傷を負った。二人は命に別条はないもよう。 県警小田原署は、ナタとみられる刃物を持って車内にいた自称愛知県岡崎市蓑川町、無職小島一朗容疑者(22)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。 「殺意があって人を刺したことは間違いない」と容疑を認め、「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった」と供述。県警は無差別に人を襲ったとみている。 JR東海によると、電車は午後九時二十三分に東京駅を出発。新横浜駅を出発後間もなくの同四十七分ごろ、車内で非常ブザーが鳴ったという。 新幹線内で起きた過去の事件では、乗客が焼身自殺を図り別の乗客が巻き込まれた事件や、刃物を持った男が乗客を刺し殺害した事件などがある。 二〇一五年六月には、新横浜−小田原間を走行中の東海道新幹線のぞみで男=当時(71)=がライターでガソリンに火を付け、焼身自殺を図り、女性客=同(52)=が巻き込まれて死亡、二十八人が重軽傷を負った。事故を受け、車内を防犯カメラで録画する対策が取られた。 一九九三年には、静岡県を走行中の新幹線内で、ナイフを持った男が乗客を刺殺し、取り押さえた警察官も刺されて重傷を負った。 一七年五月には、JR岡山駅に停車した山陽新幹線の車内で、男が紙に火を付け取り押さえられている。 (東京新聞)

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