韓国ではソウル市長などを決める統一地方選挙の 投票が13日朝から行われていて、 北朝鮮との 関係改善を進めるムン・ ジェイン(文…
韓国ではソウル市長などを決める統一地方選挙の投票が13日朝から行われていて、北朝鮮との関係改善を進めるムン・ジェイン(文在寅)大統領と与党が高い支持率を維持する中、米朝首脳会談の結果がどのように影響するのか注目されています。 韓国のムン・ジェイン政権で初めて行われる統一地方選挙は、首都ソウルやプサン(釜山)など主要な8つの都市の市長と、9つの道の知事などを決めるものです。 投票は13日午前6時から全国の1万4134か所の投票所で始まり、ソウル市内でも早朝から投票する人の姿が見られました。 韓国の公共放送KBSなどが実施した最新の世論調査によりますと、ソウルなど14の市と道で革新系の与党「共に民主党」の候補が優勢だということです。 韓国では北朝鮮との関係改善を進めているムン大統領と与党が高い支持率を維持し、ソウルの市長選挙では与党の候補者が北朝鮮のピョンヤンとの交流を公約に掲げ、支持を広げています。 一方で、ムン大統領が橋渡し役を務めた米朝首脳会談については「非核化について具体的な進展がなかった」との批判もあり、米朝首脳会談の結果が選挙にどのように影響するのか注目されています。