【ワシントン時事】 米紙ワシントン・ ポスト(電子版)は30日、 米情報機関の 分析として、 北朝鮮が平壌近郊山陰洞の 研究施設で、 大陸間弾道ミサイル(ICBM)1~2発の 製造を続けている兆候があると報じた。 過去数週間に撮影された人工衛星画像などに基づくという。 【図解】 北朝鮮弾道ミサイルの 推定射程 トランプ政権は、 北朝鮮が27日、 朝鮮戦争(1950~53年)で死亡した米兵の 遺骨を返還したことを「信頼醸成措置」 として評価するが、 ICBM製造が事実なら北朝鮮の 非核化実現に向けた米朝交渉の 先行きは不透明感が増し
【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は30日、米情報機関の分析として、北朝鮮が平壌近郊山陰洞の研究施設で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)1~2発の製造を続けている兆候があると報じた。過去数週間に撮影された人工衛星画像などに基づくという。
【図解】北朝鮮弾道ミサイルの推定射程
トランプ政権は、北朝鮮が27日、朝鮮戦争(1950~53年)で死亡した米兵の遺骨を返還したことを「信頼醸成措置」として評価するが、ICBM製造が事実なら北朝鮮の非核化実現に向けた米朝交渉の先行きは不透明感が増しそうだ。 北朝鮮はこれまで、核実験や弾道ミサイル実験の中止を発表。金正恩朝鮮労働党委員長は6月の米朝首脳会談で「非核化に向けた取り組み」を約束している。ただ弾道ミサイルの開発中止には言及していない。(2018/07/31-10:46)