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津波被害の海水浴場 8年ぶり海開き 福島 相馬

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東日本大震災の 津波で甚大な被害を受けて閉鎖していた福島県相馬市の 海水浴場が防潮堤の 工事を終えて8年ぶりに再開し、 久しぶり…
東日本大震災の津波で甚大な被害を受けて閉鎖していた福島県相馬市の海水浴場が防潮堤の工事を終えて8年ぶりに再開し、久しぶりに海ににぎわいが戻りました。 福島県相馬市の原釜尾浜海水浴場は東日本大震災による津波で防潮堤がほとんど壊されましたが、復旧工事が終わり、21日、8年ぶりの海開きを迎えました。 海の安全を祈って神事が行われたあと地元の人たちが一斉に空に風船を飛ばして、待ちわびた海開きが宣言されました。 このあと子どもたちは一斉に海に飛び込み、長い間入れなかった相馬の海を楽しんでいました。 砂浜には地元の飲食店などが海の家をオープンさせ、海水浴客がかき氷などを買い求めていました。 地元の30代の母親は「震災前に毎年遊んでいた海にようやく入ることができとてもうれしいです」と話していました。 中学1年生の男子生徒は「きょうの海開きを楽しみにしていました。友達と全力で遊びたいです」と話していました。 福島県内ではこれまでにいわき市と相馬市の4つの海水浴場がオープンしましたが、残る14か所の海水浴場は原発事故の影響などでまだ再開できなかったり廃止が決まったりしています。

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