[ニューヨーク 24日 ロイター] – 米国株式市場は、 S&P総合500種 が2月1日以来の 高値水準で取引を終えた。 グーグルの 持ち株会社アルファベット<GOOGL. O&g
[ニューヨーク 24日 ロイター] – 米国株式市場は、S&P総合500種 が2月1日以来の高値水準で取引を終えた。グーグルの持ち株会社アルファベット の好決算を受け、決算シーズンへの期待が広がった。
アルファベットは前日発表した第2・四半期決算が予想を上回ったことを受けて日中最高値の1275ドルを付け、3.9%高で取引を終えた。
今週決算を発表するフェイスブック やアマゾン・ドット・コム も買われ、それぞれ1.8%高、1.5%高となった。
ナスダック総合 は取引時間中に最高値を付けたが、結局0.01%安で引けた。ナスダックは年初来の上昇率が13.6%と、S&P(5.5%)の2倍以上となっており、一部の市場関係者は、貿易戦争を巡る根強い懸念で利益確定売りが出た可能性があると指摘した。
トランプ政権が貿易戦争の影響軽減に向けて農家支援策を発表するとのニュースを手掛かりに農業関連株が上昇し、農業機械ディア は3.2%高、キャタピラー は1.2%高、AGCO は0.6%高となった。
オートバイメーカーのハーレーダビッドソン は7.7%高。第2・四半期決算で利益、売上高がともに市場予想を上回ったほか、関税による利益率への影響の見通しが予想より小幅にとどまった。
一方、家電大手ワールプール は14.5%急落して約2年ぶり安値。第2・四半期の利益が予想を下回り、通期の利益見通しを引き下げたことが重しとなった。
決算が好調だった医薬品のバイオジェン は4.1%、イーライリリー は5.0%、それぞれ上昇。バイオジェンは3年ぶり高値、イーライリリーは2000年以来の高値を付けた。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.07対1の比率で上回った。ナスダックでも2.08対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は65億7000万株。直近20営業日の平均は61億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 25241.94 +197.65 +0.79 25092.43 25286.62 25092.43
前営業日終値 25044.29
ナスダック総合 7840.77 -1.11 -0.01 7914.35 7928.79 7814.33
前営業日終値 7841.87
S&P総合500種 2820.40 +13.42 +0.48 2820.68 2829.99 2811.12
前営業日終値 2806.98
ダウ輸送株20種 10648.59 -164.96 -1.53
ダウ公共株15種 716.61 +2.81 +0.39
フィラデルフィア半導体 1346.58 -14.80 -1.09
VIX指数 12.41 -0.21 -1.66
S&P一般消費財 889.02 -2.49 -0.28
S&P素材 368.12 +4.71 +1.30
S&P工業 624.67 +3.13 +0.50
S&P主要消費財 540.23 +0.94 +0.17
S&P金融 465.17 +1.53 +0.33
S&P不動産 199.46 -0.62 -0.31
S&Pエネルギー 558.48 +7.25 +1.31
S&Pヘルスケア 1014.79 +9.11 +0.91
S&P電気通信サービス 148.73 +2.57 +1.76
S&P情報技術 1290.00 +6.40 +0.50
S&P公益事業 264.26 +0.89 +0.34
NYSE出来高 8.00億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22580 + 70 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 22550 + 40 大阪比
(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)