西日本豪雨で甚大な被害が出た岡山、 広島、 愛媛3県で、 14日からの 3連休中の ボランティア参加者が少なくとも約3万2000人に上ったことが16日、 各県の 社会福祉協…
西日本豪雨で甚大な被害が出た岡山、広島、愛媛3県で、14日からの3連休中のボランティア参加者が少なくとも約3万2000人に上ったことが16日、各県の社会福祉協議会への取材で分かった。各県とも1日当たり約2000人と想定、3日間で1万8000人以上と見込まれたが、大きく上回った。
各県の災害ボランティアセンターに登録し、実際に活動した人数を社会福祉協議会が集計した。県別では岡山県が約1万2000人、広島県が約1万4000人、愛媛県が約6000人。岡山、広島両県に集まった一方、愛媛県は予想に近い数で落ち着いた。
広島県や岡山県の社会福祉協議会によると、県内の自治体に参加者を限定したセンターがある一方、態勢が整い、宿泊場所などにも余裕があると判断し、県外から受け入れたところもあった。担当者の一人は「暑い中、多くの人が参加してくれ、被災地域の住民は喜んでいる。感謝したい」と話した。