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IOCバッハ会長 ことし福島訪問の意向示す

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東京オリンピックの 開幕まで2年になるの に合わせて、 IOC=国際オリンピック委員会の バッハ会長がNHKの 単独インタビューに…
東京オリンピックの開幕まで2年になるのに合わせて、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長がNHKの単独インタビューに応じ、準備状況を高く評価したうえで、ことし11月に来日する際、オリンピックの最初の競技が行われる福島県を訪れたいという意向を初めて明らかにしました。 東京オリンピックの開幕まで24日で2年になるのに合わせて、IOCのバッハ会長がスイスのローザンヌでNHKの単独インタビューに応じました。 このなかでバッハ会長は、東京大会の聖火リレーの日程や、競技スケジュールの大枠が決まったことを受けて、「準備はとてもうまくいっている。競技に関してもさまざまな点で成功している」と高く評価しました。 IOCは、ことし11月から12月にかけて理事会を東京で開催することにしていますが、バッハ会長は「できれば福島を訪れ、福島の人々とわれわれがともにいるという結束を伝えたいし、感謝の気持ちを伝えたい」と述べ、「復興五輪」を掲げ東京大会の最初の競技が行われることに決まった福島県を訪れたいという意向を初めて明らかにしました。 一方、IOCはことし2月のピョンチャンオリンピックで韓国と北朝鮮が合同で入場行進し、アイスホッケー女子で合同チームを結成したことを踏まえ、東京オリンピックに向けても引き続き南北融和の取り組みを続けていく方針で、北朝鮮に練習器具の提供や海外からのコーチの派遣などの支援を計画しています。 これについてバッハ会長は、東京オリンピックでの南北合同チームの結成などに言及するのは時期尚早としながらも「IOCは調査を行っていかなければならない。どういう形で北朝鮮と韓国の選手たちが東京大会に参加するかは適切な時期に協議し両国のオリンピック委員会とも話し合いを行っていく」と話しました。 そして、東京オリンピックの歴史的な意義についてバッハ会長は「東京大会は若い世代に人気の競技や種目をいくつも取り入れプログラムがとても若返るし、男女の選手数がほぼ同じ割合となる初めての大会だ。輸送に水素自動車を使うなど技術的に新たな進化を見せている。東京大会は新たな時代のオリンピックの扉を開ける大会になる」と大きな期待を寄せていました。

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